フィールディング（2004年生、母スペリオーレ）

フィールディング（2004年2月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ニュージーランドの町名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のオース（当時8歳）と交配したスペリオーレが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方31戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の一般D2-2。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

6月17日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

10月15日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

3歳（2007年）

1月28日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

3月11日、中5週で迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

4月18日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、門別平取町軽種馬生産振興会賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、日高管内軽種馬生産振興会賞（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた8戦目は、一般D3-1（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フィールドマスターに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月15日、連闘で迎えた9戦目は、一般D2-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアンドレイアーを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月30日、中1週で迎えた10戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島雅人騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

6月28日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、プルート特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた13戦目は、JAにいかっぷピーマン特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般D1-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月5日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は川島雅人騎手（9戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月28日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2-3イ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた22戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の鞆の浦賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2008年）

1月4日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は野田誠騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた24戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（福山ダート1250m 雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は野田誠騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

3月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月30日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2-6ロ（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（10戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2-2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で野田誠騎手（11戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月18日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野田誠騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた33戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は野田誠騎手（13戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（14戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた36戦目は、成田杯喜寿祝（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。