メイセイジャガー（2003年生、母スマノジャガー）

メイセイジャガー（2003年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は栗毛。種牡馬のメイセイオペラ（当時9歳）と交配したスマノジャガーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は柏木一則。戦績は、地方40戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年のアサヒスーパードライカップ(B2一)。

経歴

デビュー前

森沢憲一郎厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2005年）

8月16日、デビュー戦は永島太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

9月22日、中4週で迎えた2戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、2歳F11（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

3歳（2006年）

3月7日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳F6一（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオオエチャスにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

3月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳F5二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワールドニシキを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチャーミーエリに1馬身の差をつけて制した。

5月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳F2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた7戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカネスガイクイクドを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

6月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡瀬和幸騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモエレテンビーに2馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

6月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で渡瀬和幸騎手（6戦3勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月25日、中3週で迎えた10戦目は、3歳F2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で渡瀬和幸騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモールラブホークに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月17日、中2週で迎えた11戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡瀬和幸騎手（8戦4勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上C6一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で渡瀬和幸騎手（9戦4勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で渡瀬和幸騎手（10戦4勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

10月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマルブツロバリーを3/4馬身振り切って5勝目を掴み取った。

11月2日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線に入ると、前で粘るリトルウーマンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

11月28日、中1週で迎えた17戦目は、日本のへそ特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月12日、中1週で迎えた18戦目は、ジェネラルステージ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2007年）

4月3日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

4月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（7戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（11戦4勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月5日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（12戦4勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月12日、中4週で迎えた24戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（13戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（14戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のレアシルウィアをクビ差振り切って7勝目を掴み取った。

8月22日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（8戦2勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、マキハタシューターに交わされて2馬身差の2着となった。

9月19日、中3週で迎えた27戦目は、阪急高速バス特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったサンライトハーバーにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた28戦目は、兵庫米特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた29戦目は、楽天競馬特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（11戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカープカチドキを交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて制した。

12月12日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（13戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（2008年）

3月12日、約3か月の休み明けで迎えた32戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、MBSラジオ1179賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上B3二（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた34戦目は、アサヒスーパードライカップ（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（14戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサクラマーメイドを半馬身振り切って9勝目を挙げた。

5月2日、中1週で迎えた35戦目は、相生ペーロン祭特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（15戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた36戦目は、つつじ賞（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（16戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた37戦目は、サントリーザ・プレミアム・モルツカップ（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（17戦4勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上B1一（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（18戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

7月31日、中7週で迎えた39戦目は、JA門別馬舞米特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（19戦4勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた40戦目は、楽天競馬特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（20戦4勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。