コアレスベスト（1998年生、母ムーンストリップ）

コアレスベスト（1998年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のサクラチヨノオー（当時13歳）と交配したムーンストリップが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は原田牧場。戦績は、中央平地28戦1勝2着2回、中央障害3戦0勝、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

2月4日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したブレーブティックにハナ差届かず2着となった。

3月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた4戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月22日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた7戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のマイネルプラッツに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の犬山特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、伸びてきたサンライズジェガー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

12月15日、中2週で迎えた10戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の猪名川特別（阪神芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

4歳（2002年）

1月26日、中5週で迎えた11戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の遠賀川特別（小倉芝1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

7月13日、約5か月半の休み明けで迎えた12戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の日田特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下のタイランドカップ（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた16戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の石打特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。端を奪い、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。

11月2日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた18戦目は、名古屋チャレンジカップケレス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月21日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（中京芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

5歳（2003年）

2月2日、中5週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の紫川特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（3戦1勝）。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた21戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月2日、連闘で迎えた22戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（2004年）

1月24日、約11か月の休養明けで迎えた23戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では超凡な末脚を繰り出し、3着を確保した。

2月7日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月24日、中6週で迎えた25戦目は、市川特別（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下の桜木特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐久間寛志騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

11月13日、約6か月半の休み明けで迎えた28戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で佐久間寛志騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた29戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2500m 小雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた30戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

7歳（2005年）

2月6日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、4歳以上500万下の紫川特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は北村浩平騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた32戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下の寒狭川特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（6戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。