クラウンシューター（2019年生、母スギノブロッサム）

クラウンシューター（2019年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部+射撃手」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時13歳）と交配したスギノブロッサムが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は明治牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

8月29日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

12月12日、中5週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた6戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

3歳（2022年）

4月2日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は武藤雅騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したプランセスカグヤにアタマ差届かず2着に惜敗した。

4月17日、中1週で迎えた8戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のルピコラに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月11日、中4週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

8月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた12戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

10月23日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は武藤雅騎手（5戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

12月9日、中6週で馬体重を前走からさらに22kg増やして迎えた14戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた15戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、C1二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

4歳（2023年）

1月27日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1二三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。最後はサイキョウノオンナと並んで2着同着となった。

2月20日、中2週で迎えた17戦目は、狸穴坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた18戦目は、江戸見坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

3月27日、中2週で迎えた19戦目は、けやき坂賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡村健司騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた20戦目は、新助坂賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡村健司騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた21戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般B3六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不撓のガッツで渋太く粘り続けて、最後は2着のトチノヒーローに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

5月24日、中1週で迎えた22戦目は、桂坂賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のファイティングスピリットでジリジリと辛抱強く粘り込んで、最後は2着のシザーハンズをアタマ差振り切って3勝目を獲得した。

11月1日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、志村坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

11月15日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた24戦目は、夏目坂賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた25戦目は、ヒューマン品川賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた26戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、ウインターテール賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。

5歳（2024年）

1月26日、中3週で迎えた27戦目は、道玄坂賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月14日、中2週で迎えた28戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、狸穴坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

2月29日、中1週で迎えた29戦目は、江戸見坂賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた30戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、けやき坂賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた31戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、新助坂賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた32戦目は、神楽坂賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は野畑凌騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた33戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、赤坂賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

6月6日、中2週で迎えた34戦目は、鼠坂賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見陸騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた35戦目は、淡路坂賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見陸騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた36戦目は、昌平坂賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見陸騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグロリアスセプターに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月31日、中2週で迎えた37戦目は、アメリカンアンバサダーカップ（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見陸騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したサランスクを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

9月12日、中5週で迎えた38戦目は、永代橋賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見陸騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、ミエノサンダーにクビ差交わされて2着となった。

10月2日、中2週で迎えた39戦目は、ペガサス賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見陸騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた40戦目は、佐野遥久騎手を鞍上に迎えて、アンドロメダ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

11月6日、中2週で迎えた41戦目は、花梨賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐野遥久騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に終わった。