プライム（2016年生、母シエルルージュ）

経歴

デビュー前

2歳（2018年）

9月16日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたサルウェーテ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

10月8日、中2週で迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のゴールデンゾーンに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2019年）

10月27日、約12か月の休養明けで迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

4歳（2020年）

2月2日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

5月23日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、コパノマーキュリーに半馬身交わされて2着となった。

9月6日、中2週で迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したシゲルオトメザにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月17日、中5週で迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、リードを2馬身以上キープして、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて抜け出し、最後は2着のデンコウリジエールに6馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

11月8日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの西郷特別（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

12月20日、中5週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスの高砂特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい16着に敗れた。

2020年12月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。