ディジョン（2014年生、母フレンチアウル）

ディジョン（2014年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「フランス、コート・ドール県の都市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングズベスト（当時17歳）と交配したフレンチアウルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。主な勝ち鞍は2018年の一般B2五。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

8月19日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

10月1日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

11月5日、中4週で迎えた3戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた4戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエイシンプレミアムに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2018年）

3月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンキューゴッドに8馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月8日、中1週で迎えた6戦目は、一般C1七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のエイシンソニックに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月8日、中3週で迎えた7戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた8戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で持ち堪えて、最後は2着のハーモニームジークに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月19日、中3週で迎えた9戦目は、オッズパーク杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、楽天競馬“ポッ娘”来場記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般B2七（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2七（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた13戦目は、食の工芸を楽しむ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（7戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。