ヤマイチディーバ（2005年生、母セレクトハーベスト）

ヤマイチディーバ（2005年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時17歳）と交配したセレクトハーベストが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、地方43戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の2歳(牝)。

経歴

デビュー前

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

6月20日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月16日、中7週で迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアイラブクインをクビ差制して未勝利勝ちを決めた。

10月23日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた7戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

12月12日、中4週で迎えた8戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた9戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のちいちゃん還暦記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3歳（2008年）

1月8日、中0週で迎えた10戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の尾島徹騎手結婚記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた11戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の前畑貴彦誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったカキツバタサンデーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

1月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

2月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

3月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

3月18日、連闘で迎えた16戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエーシンシーエンを半馬身振り切って2勝目を手にした。

4月23日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

4月30日、連闘で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（3戦1勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月13日、中4週で迎えた23戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の味工芸杯（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサラマンドネクサスを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

7月26日、中1週で迎えた24戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月15日、中2週で迎えた25戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマツノアテナに1馬身1/4の差をつけて3勝目をつかんだ。

8月24日、連闘で迎えた26戦目は、3歳戦のがんばろう!奥州レース（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクレドにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

9月6日、中1週で迎えた27戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた29戦目は、キリン一番搾り生ビール杯（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた30戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で草地保隆騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた31戦目は、一般B2十三（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で草地保隆騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

11月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2十四（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で草地保隆騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で草地保隆騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で草地保隆騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に終わった。

4歳（2009年）

1月12日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は11戦連続で草地保隆騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた36戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた37戦目は、BE特設（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた38戦目は、荒尾ふれあい朝市賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた39戦目は、荒尾競馬・岩手競馬友好記念（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2十（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るエガオニサセテを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて4勝目を収める

3月29日、連闘で迎えた41戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、アクアカップ（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルアドミラルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月13日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。