マツノアテナ（2005年生、母エリニュス）

経歴

デビュー前

2歳のとき、坂東牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって472.5万円で落札された。

2歳（2007年）

10月27日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は499kg。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリュウノツバサを捕まえ切れず、9馬身差の2着となった。

11月5日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた3戦目は、2歳B3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた4戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、2歳C1（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアポロメイセイを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2008年）

4月5日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

5月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クレドに交わされて1馬身差の2着となった。

5月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のオニキス賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず最後はグリーンヒルバチアと並んで8着同着となった。

7月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の味工芸杯（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋悠里騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高橋悠里騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クレドに半馬身交わされて2着となった。

8月15日、中2週で迎えた13戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で高橋悠里騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤマイチディーバを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月6日、中2週で迎えた14戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で高橋悠里騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月11日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1十（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマイネクリスティナを半馬身振り切ってファンの支持に応えた。

10月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1六（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマショウデュラブに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月23日、中1週で迎えた18戦目は、はまゆり賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

12月21日、中3週で迎えた19戦目は、釜淵の滝レース（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

12月31日、中0週で迎えた20戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のライズインライフに1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

4歳（2009年）

1月11日、中1週で迎えた21戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、アテルイ賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。