ヤマニンフォルス（1992年生、母サザナミ）

Yamanin Force

1992.04.17

ヤマニンフォルス（1992年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンスキー（当時17歳）と交配したサザナミが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は1997年のC1ハ。

経歴

デビュー前

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

6月25日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

8月27日、中4週で迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月23日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったヤマタケロンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月14日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小野次郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

4歳（1996年）

7月13日、約8か月の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた9戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

5歳（1997年）

2月15日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた10戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた11戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5月10日、中6週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた12戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

7月22日、中9週で迎えた13戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーショウリに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月3日、中1週で迎えた14戦目は、C1ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイチヨシローレルに半馬身の差をつけて2勝目をゲットした。