ハコダテノハナ（2021年生、母シュンカジョウ）

ハコダテノハナ（2021年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「函館の花」。毛色は栗毛。種牡馬のミッキーアイル（当時10歳）と交配したシュンカジョウが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は増尾牧場。主な勝ち鞍は2024年のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ(一般C2 27)。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

1月20日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

8月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山琉人騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

11月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走からさらに23kg増やして迎えた4戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた5戦目は、SAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカシノフロイデに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月15日、中1週で迎えた6戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブラストバローズに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

4歳（2025年）

1月12日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた8戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、一般C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた9戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2 11（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって7着に敗れた。

8月17日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は青海大樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

9月4日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた13戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（6戦2勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

9月14日、中0週で迎えた14戦目は、一般C2 18（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（8戦2勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2 19（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた17戦目は、さがけいば×ウエストうどん賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2 18（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で出水拓人騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のレジェンダイズを3/4馬身振り切って3勝目を手にした。

11月30日、中2週で迎えた19戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、アンドロメダ座特選（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい6着に終わった。