マルヨティアナ（2018年生、母マルヨモザー）

Maruyo Tiana

2018.03.19

マルヨティアナ（2018年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+母母母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時14歳）と交配したマルヨモザーが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は前野牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C26。

経歴

デビュー前

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

1月24日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1800m 曇/重）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

4月4日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた4戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた5戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月23日、連闘で迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

9月8日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた8戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったメモリーアンクルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月7日、中1週で迎えた9戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川慎騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のトーセンオリジンに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月27日、中2週で迎えた10戦目は、大菊特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川慎騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた12戦目は、壽秋じぃちゃん誕生日おめでとう（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で東川慎騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクリノハーベストに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川慎騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプロペラシャフトに4馬身の差をつけて優勝

12月29日、中1週で迎えた14戦目は、雪吊り特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で東川慎騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

4歳（2022年）

1月26日、中3週で迎えた15戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったキタノエンディングに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月8日、中1週で迎えた16戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、ヤドリギ賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るエースオブエースを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を収める

デビュー前

柴田高志厩舎（笠松）へ入厩。

3月30日、デビュー戦は東川慎騎手を鞍上に据えて、デイジー賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番ゲートからスタート。競走除外となった。

5月10日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、鵜篭賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川慎騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

9月23日、約4か月半の休み明けで迎えた18戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったハンデンミラクルに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

10月5日、中1週で迎えた19戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、馬籠特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

5歳（2023年）

1月10日、約3か月の休養明けで迎えた20戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川慎騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。