メモリーアンクル（2018年生、母メモリーロワジール）

Memory Anchor

2018.04.17

メモリーアンクル（2018年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+時計の歯車回転制御装置」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時15歳）と交配したメモリーロワジールが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

松永幹夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

4月11日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

7月10日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。

8月29日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた4戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルヨティアナに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月7日、中1週で迎えた5戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のモズアーマーに2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

10月27日、中2週で迎えた6戦目は、大菊特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のキチロクレディスに4馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

11月26日、中3週で迎えた7戦目は、木枯らし賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、リュクスエンヴィに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

4歳（2022年）

7月27日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から21kg絞って迎えた9戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、ZON・Azu#生誕杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた10戦目は、一般C11 C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のサンシエに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月23日、中3週で迎えた11戦目は、まねき馬倶楽部in笠松競馬場（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で東川慎騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川慎騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川慎騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ムーランノワールに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で東川慎騎手（5戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサノケンに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

デビュー前

川嶋弘吉厩舎（笠松）へ入厩。

12月2日、デビュー戦は東川慎騎手を鞍上に据えて、雪待月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

12月14日、中5週で迎えた15戦目は、初雪特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で東川慎騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた16戦目は、17ライバー清楼銘賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で東川慎騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

5歳（2023年）

1月12日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で東川慎騎手（8戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のワイジーチャンプに4馬身の差をつけて制した。

デビュー前

川嶋弘吉厩舎（笠松）へ入厩。

1月27日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、都草特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての4番ゲートからスタート。競走除外となった。

2月8日、中3週で迎えた18戦目は、春寒特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で東川慎騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

デビュー前

川嶋弘吉厩舎（笠松）へ入厩。

3月10日、デビュー戦は保園翔也騎手を鞍上に据えて、一般C4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての大外8番ゲートからスタート。出走取消となった。