カネコメキラリ（2007年生、母コスモタンツェリン）

カネコメキラリ（2007年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋きらめくさま」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤドン（当時8歳）と交配したコスモタンツェリンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はアサヒ牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方17戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の一般C4五。

経歴

デビュー前

当歳のとき、アサヒ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、アサヒ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

7月25日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は422kg。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

11月29日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた4戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

3歳（2010年）

1月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

5月9日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

10月3日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

10月24日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた8戦目は、一般C4八（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた9戦目は、一般C4十（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた10戦目は、一般C4七（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた11戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、一般C4七（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

4歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

4月5日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、一般C4六（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、勝ったトウショウスパーダに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

4月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4五（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた16戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C4五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

6月14日、中5週で迎えた17戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、名物食べて復興支援奥州手延麺（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったスプリングバルサを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4五（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（8戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のナイスセレーノに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4二（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメイスンアイドルに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（11戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（12戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた23戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（13戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。