ビービーマキシマス（2008年生、母アサカベレーザ）

ビービーマキシマス（2008年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋映画の主人公名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時16歳）と交配したアサカベレーザが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中村理恵。戦績は、中央平地11戦1勝、地方18戦0勝。主な勝ち鞍は2010年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、中村農場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、坂東牧場によって525万円で落札された。

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

7月4日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のアブラカタブラを半馬身振り切って初白星を挙げた。

8月29日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の札幌2歳ステークス（札幌芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

3歳（2011年）

1月16日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、F.ベリー騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた6戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

4月2日、中8週で迎えた7戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた8戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた9戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のこでまり賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい17着に終わった。

9月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた11戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた12戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、神無月特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた13戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、北海道米「ゆめぴりか」特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

12月23日、中5週で迎えた14戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

4歳（2012年）

1月6日、中1週で迎えた15戦目は、福寿草特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた16戦目は、一般C1二三（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇田創騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた17戦目は、鴻巣びっくりひな祭り賞（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で脇田創騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた18戦目は、須藤優騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた19戦目は、彩の国ニュースほっと賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は脇田創騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は須藤優騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1五六（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は脇田創騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた22戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1四（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は須藤優騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1六（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は須藤優騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須藤優騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は須藤優騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。