ユニヴァースラン（1990年生、母スミレバンブー）

ユニヴァースラン（1990年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラシンゲキ（当時13歳）と交配したスミレバンブーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田猛。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方32戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

清水出美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

12月6日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

3歳（1993年）

1月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南井克巳騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

2月21日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で南井克巳騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で南井克巳騎手（6戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で南井克巳騎手（7戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエヌワイスリーをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

4月10日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で南井克巳騎手（8戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた10戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のセンターキラボシをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

5月9日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下の夏木立賞（東京芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は南井克巳騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

6月13日、中4週で迎えた12戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウブラックに半馬身の差をつけて2勝目を収める

6月27日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（盛岡ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサカモトフラッグからクビ差の2着に甘んじた。

7月24日、中3週で迎えた14戦目は、及川良春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサマーカップ（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた15戦目は、菊池武騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた16戦目は、4歳（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた17戦目は、4歳（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は及川良春騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた18戦目は、4歳（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月16日、中3週で迎えた19戦目は、4歳（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた20戦目は、4歳（盛岡ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は菊池武騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた21戦目は、4歳（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊池武騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた22戦目は、4歳（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊池武騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた23戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた24戦目は、4歳（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は菊池武騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1994年）

1月4日、中0週で迎えた25戦目は、5歳（水沢ダート1600m 小雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊池武騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月8日、約4か月の休養明けで迎えた26戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルショウアリスから1馬身半差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた27戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた28戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた29戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、ジューンカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた31戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた33戦目は、松島壽騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1995年）

5月5日、約8か月半の休み明けで迎えた34戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた35戦目は、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた36戦目は、佐々木亜紀騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のフォンテーヌブローに1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

6月3日、連闘で迎えた37戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木亜紀騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月10日、連闘で迎えた38戦目は、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木亜紀騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月17日、連闘で迎えた39戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木亜紀騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた40戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた41戦目は、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったノエルタイヨーから1馬身半差の2着に敗北した。

7月22日、中1週で迎えた42戦目は、一般（盛岡ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた43戦目は、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。