モイワノコウヨウ（2003年生、母サチノヒロイン）

Moiwano Koyo

2003.02.25

モイワノコウヨウ（2003年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時16歳）と交配したサチノヒロインが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）笹地牧場。戦績は、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

宮本康厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2005年）

11月17日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は445kg。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

3歳（2006年）

5月12日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、3着に入った。

8月3日、中7週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ベルモントリニアに3/4馬身交わされて2着となった。

8月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るコクテールジャストを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。