フライトデビュー（1991年生、母サギデイクテイター）

フライトデビュー（1991年2月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスルーザドラゴン（当時9歳）と交配したサギデイクテイターが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張三浦牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方19戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の一般C3-4。

経歴

デビュー前

田中良平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

2月26日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月3日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月16日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

9月10日、中7週で迎えた4戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

11月6日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田泰誠騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

11月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田泰誠騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、バンブーフィガロに3/4馬身交わされて2着となった。

4歳（1995年）

4月25日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒダカウイナーから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月4日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったレジーナモーリーから4馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた12戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた13戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月4日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、本忠司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた15戦目は、一般C4-1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本忠司騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本忠司騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスファーストに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月17日、中3週で迎えた17戦目は、C3-1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本忠司騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月27日、中0週で迎えた18戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本忠司騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた19戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月29日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた21戦目は、赤司安史騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた22戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた23戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1996年）

1月6日、中1週で迎えた24戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月16日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた27戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。