トリアージ（2019年生、母レッドジュピター）

Triage

2019.03.18

トリアージ（2019年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時10歳）と交配したレッドジュピターが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は米田牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、米田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会石川達絵によって1,210万円で落札された。

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2022年）

5月6日、デビュー戦は山口達弥騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は469kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く粘り込んですんなりと抜け出し、最後は2着のスペシャルシートに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月20日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月23日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るヴェルデヴェントを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて制した。

8月24日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のダリア特別（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

4歳（2023年）

3月17日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、株式会社榊原創業120周年記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口達弥騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい9着に終わった。