マーセッドマッハ（2016年生、母パリスブルー）

マーセッドマッハ（2016年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「カリフォルニアの地名＋スピードの単位」。毛色は鹿毛。種牡馬のフリオーソ（当時12歳）と交配したパリスブルーが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C2六七。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

3月9日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

7月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月15日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、3歳戦の楽天銀行賞（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のいわて北緯40度キャベツマン賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

9月1日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋悠里騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋悠里騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のモングランをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月6日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で高橋悠里騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で高橋悠里騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

10月20日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で高橋悠里騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

11月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は13戦連続で高橋悠里騎手（12戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で高橋悠里騎手（13戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で高橋悠里騎手（14戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で高橋悠里騎手（15戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた18戦目は、いわてのフラッグシップ米「金色の風」（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は17戦連続で高橋悠里騎手（16戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で高橋悠里騎手（17戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

4歳（2020年）

1月2日、中0週で迎えた20戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は19戦連続で高橋悠里騎手（18戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で高橋悠里騎手（19戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で高橋悠里騎手（20戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で高橋悠里騎手（21戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は23戦連続で高橋悠里騎手（22戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月27日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は24戦連続で高橋悠里騎手（23戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で高橋悠里騎手（24戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は26戦連続で高橋悠里騎手（25戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

5月17日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は27戦連続で高橋悠里騎手（26戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は28戦連続で高橋悠里騎手（27戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5月31日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で高橋悠里騎手（28戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた31戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ウィンソルジャーにアタマ差交わされて2着となった。

7月12日、連闘で迎えた33戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のグランドバローズに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月20日、連闘で迎えた34戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

7月27日、連闘で迎えた35戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月2日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2四五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

8月9日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月23日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2六七（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るイッセイイチダイを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を掴み取った。

9月7日、連闘で迎えた41戦目は、一般B2八（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2八（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた43戦目は、ポイント10倍!盛岡のSPAT4賞（盛岡ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。