アイドルローマン（1991年生、母ノトアイドル）

Idol Roman

1991.04.16

アイドルローマン（1991年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時19歳）と交配したノトアイドルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は佐々木 恵一。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

11月27日、デビュー戦は松本達也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

3歳（1994年）

6月11日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では全く伸びず13着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

7月16日、中2週で迎えた5戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったオギスターライトに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のキスリーペアをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月23日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。最後は減速してしまい16着に終わった。

4歳（1995年）

4月22日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。