リネンテイク（2009年生、母リネンテンション）

リネンテイク（2009年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋獲得」。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時20歳）と交配したリネンテンションが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方21戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2十。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

1月28日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた2戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

7月1日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では見所を作れず14着に終わった。

8月4日、中4週で迎えた4戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

9月17日、中5週で迎えた5戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた6戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菊地康朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた10戦目は、全国からの復興支援に感謝（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菊地康朗騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた11戦目は、おかえりなさい水沢競馬（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊地康朗騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

11月24日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で菊地康朗騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

12月1日、連闘で迎えた13戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

12月15日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、クリップザクロップに交わされて2馬身差の2着となった。

12月22日、連闘で迎えた16戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、ヒロノシラユキに交わされて1馬身差の2着となった。

4歳（2013年）

1月5日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（10戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコスモヒールに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月13日、連闘で迎えた19戦目は、1年間のご愛顧に感謝（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

3月25日、中9週で迎えた20戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地康朗騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

4月7日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菊地康朗騎手（13戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊地康朗騎手（14戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菊地康朗騎手（15戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5月6日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で菊地康朗騎手（16戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた25戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。