スパニシュバード（1986年生、母ホクスイヒメユリ）

スパニシュバード（1986年3月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホスピタリティ（当時7歳）と交配したホクスイヒメユリが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヤマタケ牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害4戦0勝、地方28戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は1990年のノーベンバー特別(B2 B3一)。

経歴

デビュー前

山崎三郎厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（1989年）

3月13日、デビュー戦は山崎尋美騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のインターシヨウリをハナ差制して初白星を挙げた。

5月9日、中7週で迎えた2戦目は、高松淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松淳一騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったガバナーグレートから4馬身差の2着となった。

6月12日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松淳一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイシユウプロミスから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高松淳一騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月30日、中6週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松淳一騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒタチチトセから2馬身差の2着となった。

9月29日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンリツノボルから1馬身半差の2着に敗北した。

10月23日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎尋美騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎尋美騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎尋美騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の年越し特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎尋美騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1990年）

1月22日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎尋美騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎尋美騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた14戦目は、ひな祭特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎尋美騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎尋美騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のウエスタンライダーに3/4馬身の差をつけて優勝

4月15日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1八（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山崎尋美騎手（10戦2勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山崎尋美騎手（11戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山崎尋美騎手（12戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1七（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で山崎尋美騎手（13戦2勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドアコーからハナ差の2着となった。

7月19日、中4週で迎えた20戦目は、橘眞樹騎手を鞍上に迎えて、港町特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のペアードリームに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月8日、中2週で迎えた21戦目は、立秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高松淳一騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネウネビからアタマ差の2着となった。

9月3日、中3週で迎えた22戦目は、サファイア特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（14戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスピノキオに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月17日、中1週で迎えた23戦目は、ルフロン特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は高松淳一騎手（6戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月12日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた24戦目は、かんなづき特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松淳一騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

11月8日、中3週で迎えた25戦目は、ノーベンバー特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（15戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセイランダイオーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月6日、中3週で迎えた26戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、ディセンバーハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた27戦目は、本間光雄騎手を鞍上に迎えて、ディセンバー特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1991年）

1月10日、中1週で迎えた28戦目は、松島久義騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリーハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月2日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、菅原隆明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の潮来特別（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた30戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

6月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた31戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の道新スポーツ賞（札幌芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた32戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下のアカシヤステークス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

7月13日、連闘で迎えた33戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のSTV賞（札幌芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた34戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のNST賞（新潟芝2000m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

10月5日、中9週で迎えた35戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた36戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で今井規和騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月14日、中5週で迎えた37戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6歳（1992年）

1月12日、中3週で迎えた38戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 小雨）に出走。鞍上は今井規和騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた39戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

2月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた40戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。