ハセノウインター（1985年生、母ハセテスコ）

ハセノウインター（1985年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシルバーシヤーク（当時22歳）と交配したハセテスコが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）米田牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方13戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年のオパール特別(C3二)。

経歴

デビュー前

出川巳代造厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1987年）

11月12日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサギヌマスペインからハナ差の2着に甘んじた。

12月28日、中6週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードチカラから1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1988年）

1月25日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月7日、中9週で迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノヒーローに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月25日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の山吹特別 3組（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のネバーシンセイに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

5月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のカーネーション特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシヨウハイホープをクビ差制して3勝目を手中に収めた。

6月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のアマリリス特別 1組（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のしらさぎ賞（浦和ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月2日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のホウセンカ特別 1組（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のサルビア特別 1組（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月23日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、オパール特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタカネスピードに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

11月17日、中3週で迎えた12戦目は、トパーズ特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（11戦4勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた13戦目は、晩秋特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で石崎隆之騎手（12戦4勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1989年）

1月28日、中7週で迎えた14戦目は、玉井智光騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下の金蹄賞（東京ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の霞ケ浦特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で玉井智光騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

6月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で玉井智光騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

7月15日、中5週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で玉井智光騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で玉井智光騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で玉井智光騎手（6戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で玉井智光騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で玉井智光騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

10月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。