レアジーニアス（2020年生、母レアドロップ）

レアジーニアス（2020年2月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「類まれな才能」。毛色は芦毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時17歳）と交配したレアドロップが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、地方6戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2024年のつくし賞(C2)。

経歴

デビュー前

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月16日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

11月5日、中2週で迎えた2戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2023年）

1月14日、中9週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったシュヴァルツリーベに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月12日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

4月16日、中4週で迎えた5戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のツインベスト特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月8日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた8戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベリーベリーベリーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた11戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

2023年9月6日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2024年）

2月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた12戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったベラジオプライドに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月6日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったレオフューチャーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた15戦目は、つくし賞（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエルマニートを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4月18日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったワンダークラッシーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。