ハクシンジャベリン（2020年生、母タオルチャン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別敏朗から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって462万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、新井原博によって275万円で落札された。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

11月13日、デビュー戦は山田敬士騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山田敬士騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

3歳（2023年）

1月9日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田敬士騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田敬士騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

6月11日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田敬士騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田敬士騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

12月17日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 18（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

4歳（2024年）

1月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3 18（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったナムラカメタローに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

1月10日、連闘で迎えた9戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、皆の希望の星上村特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったスワーヴヨハンに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

1月17日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスライトマッドを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月31日、中1週で迎えた11戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のボンに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

デビュー前

工藤真司厩舎（高知）へ入厩。

2月12日、デビュー戦は林謙佑騎手を鞍上に据えて、岡山県吉備の温羅特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番ゲートからスタート。出走取消となった。

2月20日、中2週で迎えた12戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のジェイエルブリッジを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

2月27日、連闘で迎えた13戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、ウメ特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のハッピープリベイルに1馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

4月7日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月20日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、一般C3-2（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月18日、中3週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた17戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた18戦目は、城野慈尚騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた19戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C2-7（高知ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

7月27日、中5週で迎えた20戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（7戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

9月7日、中5週で迎えた21戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は城野慈尚騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月22日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で城野慈尚騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

10月5日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた23戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。