アンジェロシチー（1997年生、母ギャラントシービー）

アンジェロシチー（1997年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラグビーボール（当時14歳）と交配したギャラントシービーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は池田スタッド。戦績は、中央平地13戦0勝、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の名古屋チャレンジカップメロン賞。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にてで一口馬主が募集された。

大沢真厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

2月26日、デビュー戦は村山明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、忙しいペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月4日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳戦のグリーンチャレンジカップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で村山明騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカンアロマからハナ差の2着となった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村山明騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセンゲンシルバーに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた6戦目は、徳江涼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の文知摺特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

11月12日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（5戦1勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

11月18日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた9戦目は、服部剛史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

12月12日、中0週で迎えた10戦目は、名古屋チャレンジカップジュノ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4歳（2001年）

1月7日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は畑端省吾騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は村山明騎手（7戦1勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた13戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた14戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた15戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。