パークリーマアコ（2000年生、母ハヤコマチ）

パークリーマアコ（2000年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンボンド（当時14歳）と交配したハヤコマチが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は（有）千歳国際牧場。戦績は、地方22戦4勝2着4回。2003年の’03桃花賞(牝)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

4月24日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた2戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったライコウタイフーンから1馬身差の2着となった。

7月3日、中8週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。12着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた5戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアジュガからアタマ差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュナークからアタマ差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のレイナフェリスに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月17日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンマリーナからアタマ差の2着に惜敗した。

10月29日、中3週で迎えた10戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた11戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（2003年）

1月2日、中5週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた12戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るシンハートチャージをアタマ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

1月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の春駒特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はキミワキミカと並んで1着同着となった。

2月13日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた15戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの’03桃花賞（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のマイキャンディーを半馬身振り切って4勝目を獲得した。

4月3日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた17戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のライラック特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1790m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

4歳（2004年）

6月18日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた19戦目は、ハンデ戦のアカシア特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた20戦目は、七夕賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。

7月14日、連闘で迎えた21戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた22戦目は、ベイサイドスター賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。