レイナフェリス（2000年生、母オギティファニー）

レイナフェリス（2000年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「王妃（西）＋幸せな（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時10歳）と交配したオギティファニーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡厚真町、生産者は阿部栄乃進。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年のアタックチャレンジII。

経歴

デビュー前

中村光春厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

4月24日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月29日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた3戦目は、2歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったウェーブロックから1馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のティーブラウンに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月1日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンマリーナから3馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったパークリーマアコから半馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で服部茂史騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワイエスジュリアンをハナ差制して2勝目をつかんだ。

10月2日、中2週で迎えた9戦目は、2歳戦の新冠サラブレッド銀座特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で服部茂史騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で服部茂史騎手（9戦2勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月13日、中3週で迎えた11戦目は、2歳オープンの日高門別川特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で服部茂史騎手（10戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月31日、中6週で迎えた12戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアザレア特別（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったアタゴトルネイドに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

3歳（2003年）

2月1日、中4週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳オープンの’03桃花賞（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた15戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の沈丁花特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

6月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた16戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（11戦2勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月29日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた17戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（12戦2勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のデネブ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（13戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた19戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（14戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（15戦2勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（16戦2勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。