ワイエスジュリアン（2000年生、母フレアーストーム）
Y S Julian
2000.04.11
ワイエスジュリアン（2000年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサマーサスピション（当時8歳）と交配したフレアーストームが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は由利 徳之。戦績は、地方38戦8勝2着5回。2003年の高知優駿(地方重賞)に勝利した他、2003年の黒潮皐月賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
須藤三千夫厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2002年）
5月22日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月2日、中5週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月31日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
8月14日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。
9月12日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイナフェリスからハナ差の2着となった。
9月23日、中1週で迎えた8戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のジュビラントをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。
10月15日、中2週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノアカデミーに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。
11月20日、中4週で迎えた10戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったビームライダーから半馬身差の2着に敗北した。
3歳（2003年）
1月13日、中7週で迎えた11戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の成人の日特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムレイメイから1馬身半差の2着に敗北した。
2月23日、中5週で迎えた12戦目は、3歳戦のアサヒスパークス特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムレイメイに半馬身の差をつけて3勝目を獲得した。
3月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の花見月特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の若葉特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のモエロイイオンナに3馬身の差をつけて制した。
4月27日、中4週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、リードを2馬身以上確保して、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るモエロイイオンナを上がり1位の末脚でアタマ差だけ差し切って優勝
5月17日、中2週で迎えた16戦目は、一般C（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセイエイカーネギーをクビ差制して6勝目を掴み取った。
6月8日、中2週で迎えた17戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月29日、中2週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のバッシングキイに半馬身の差をつけて7勝目をマークした。
8月3日、中4週で迎えた19戦目は、一般B C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（7戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラコクオーから8馬身差の2着に敗北した。
8月17日、中1週で迎えた20戦目は、さんた・かんぺい誕生日特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（8戦5勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月31日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定オープンの黒潮乙女特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月13日、中1週で迎えた22戦目は、広大君 バースデー特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（10戦5勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲイリージェミニから3馬身差の2着となった。
10月5日、中2週で迎えた23戦目は、一般B C（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（11戦5勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月13日、連闘で迎えた24戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般B C（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月26日、中1週で迎えた25戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。
4歳（2004年）
1月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。
1月21日、中1週で迎えた27戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。
2月16日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は市村誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。
3月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4月8日、中4週で迎えた30戦目は、一般C2四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。
4月21日、中1週で迎えた31戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。
5月22日、中3週で迎えた32戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。
6月2日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。
6月10日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2三（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。
6月25日、中1週で迎えた35戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。
7月9日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシャンハイケリーをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。
7月22日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。
8月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、新涼特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で納谷和玖騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。