ジョリープレミア（1991年生、母ジョリースペクタクル）

ジョリープレミア（1991年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエスプリデュノール（当時11歳）と交配したジョリースペクタクルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地16戦2勝2着1回、地方27戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

大沢真厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

10月16日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は422kg。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

3歳（1994年）

6月11日、約8か月の休み明けで迎えた2戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを13番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出したが、5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた4戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた6戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったタケイチドラゴンに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

8月27日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のユタカクラウンに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月9日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のシクレノンアルファに2馬身半の差をつけて優勝

4歳（1995年）

11月25日、約13か月半の休み明けで迎えた9戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた10戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

5歳（1996年）

9月14日、約9か月の休み明けで迎えた12戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の堀川特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の古町特別（新潟芝1600m 外回り晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた16戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

6歳（1997年）

5月26日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、下山賢治騎手を鞍上に迎えて、一般A B（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg絞って迎えた18戦目は、一般B（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下山賢治騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月26日、中9週で迎えた19戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のユウケイアトラスに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

11月24日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月13日、連闘で迎えた23戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた24戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7歳（1998年）

1月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月18日、約4か月半の休み明けで迎えた26戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（6戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた27戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた28戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下田雅晴騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた29戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下田雅晴騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた30戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下田雅晴騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月12日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で下田雅晴騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で下田雅晴騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた33戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で下田雅晴騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で下田雅晴騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた35戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（7戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた36戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（8戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた37戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は下田雅晴騎手（8戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた38戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた39戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（9戦1勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた40戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（10戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた41戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は櫻木英喜騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた42戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（11戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた43戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（12戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。