シクレノンアルファ（1991年生、母スコールモンロー）
Cyclennon Alpha
1991.04.17
シクレノンアルファ（1991年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンスキー（当時16歳）と交配したスコールモンローが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）二風谷ファーム。戦績は、中央平地28戦2勝2着4回、地方16戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳以上500万下。
経歴
デビュー前
松元省一厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1994年）
1月30日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。
2月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。
3月6日、中1週で迎えた3戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。
7月17日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったタイシュールに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。
7月31日、中1週で迎えた5戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。
8月28日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。
9月17日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1600m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のナリタラガーボーイを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。
10月9日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したジョリープレミアを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。
10月30日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のコルディアシチーをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。
11月13日、中1週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の八瀬特別（京都芝2400m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。
12月3日、中2週で迎えた11戦目は、B.マーカス騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’94ゴールデン ブーツ トロフィー（阪神芝2200m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。
4歳（1995年）
6月24日、約7か月の休養明けで迎えた12戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。
7月16日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の由布院特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。
7月29日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の日向特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。
8月12日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の指宿特別（小倉ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（4戦1勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。
9月10日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。
9月30日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田原成貴騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。
5歳（1996年）
7月28日、約9か月半の休み明けで迎えた19戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。
8月10日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の指宿特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハクサンスーパーを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。
8月25日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。
9月7日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は村山明騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。
9月21日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。
9月29日、連闘で迎えた24戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したパノラマオーを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
10月19日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。
11月3日、中1週で迎えた26戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。
11月23日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は高橋亮騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。
12月7日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は村山明騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。
6歳（1997年）
2月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、見附正徳騎手を鞍上に迎えて、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月16日、中2週で迎えた30戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で見附正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で見附正徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月20日、中2週で迎えた32戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見附正徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨウコウから半馬身差の2着となった。
5月5日、中1週で迎えた33戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で見附正徳騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオーゴンカップに3/4馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。
12月17日、約7か月半の休み明けで迎えた34戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で見附正徳騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
7歳（1998年）
1月5日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で見附正徳騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
1月19日、中1週で迎えた36戦目は、一般B（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で見附正徳騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
1月31日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、一般B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で見附正徳騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月14日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で見附正徳騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
2月28日、中1週で迎えた39戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で見附正徳騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月13日、中1週で迎えた40戦目は、一般B C1（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で見附正徳騎手（11戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月27日、中1週で迎えた41戦目は、一般B C1（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で見附正徳騎手（12戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月25日、中3週で迎えた42戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で見附正徳騎手（13戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月3日、連闘で迎えた43戦目は、一般B C1（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で見附正徳騎手（14戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月29日、中3週で迎えた44戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で見附正徳騎手（15戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。