リメインヒロキ（1997年生、母ウインカーニバル）

リメインヒロキ（1997年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時7歳）と交配したウインカーニバルが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川栄一。戦績は、中央平地14戦1勝、地方19戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

2月6日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

10月1日、約8か月の休み明けで迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい16着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

11月18日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のヴェローチェを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

12月9日、中2週で迎えた5戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4歳（2001年）

1月7日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

11月11日、約10か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた10戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

5歳（2002年）

1月14日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（7戦1勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた12戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

3月3日、中4週で迎えた13戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

4月13日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（8戦1勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

6歳（2003年）

1月22日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、平圭洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブロンクスを捕まえ切れず、3馬身半差の2着となった。

2月13日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平圭洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオンザウイングを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月25日、中5週で迎えた17戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、バンブーラツィオにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月8日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホクセツスキャンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

4月17日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のルナスターに1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

5月2日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマサガリバーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を収める

5月28日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイユーラビットにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月10日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C7-1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小牧太騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

7歳（2004年）

4月8日、約8か月の休み明けで迎えた26戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月22日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C9-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮西晃宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮西晃宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオンワードカミカゼに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

6月1日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C9-3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮西晃宏騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C9-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮西晃宏騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮西晃宏騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヨシヤマペアーに2馬身半の差をつけて5勝目を手にした。

8月4日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮西晃宏騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤマトマックスを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

8月31日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で宮西晃宏騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。