カルロスバローズ（2007年生、母フランチェスカ）

カルロスバローズ（2007年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時17歳）と交配したフランチェスカが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は田中スタッド。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中スタッドから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、猪熊広次によって1,060.5万円で落札された。

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

9月20日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は484kg。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、伸びてきたミヤジシェンロン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

10月24日、中2週で迎えた3戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のバンダムクラウスをクビ差振り切って初白星を挙げた。

12月6日、中3週で迎えた5戦目は、2歳500万下の千両賞（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた6戦目は、2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（3戦1勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

3歳（2010年）

1月5日、中1週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた8戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は角田晃一騎手（4戦1勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

7月3日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の豊中特別（阪神芝1200m 雨/重）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

9月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。