2歳新馬

レース展開

バンブーヴィーナスが端に立つ展開、そのすぐ後ろに続くバルデッツァ

主導権を奪ったのはバンブーヴィーナス。リードを1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にバルデッツァが続く。その直後、ピノブランとグランドチャペルが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、サクラエルドールとオリオンザカフェは中団前目。カルロスバローズは中団後方の位置。後方5番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはエンクリプションとコスモサイキック。後方2番手の位置で息を潜めて力を溜めるのはハードダダンダン。最後方にセブンスコードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サクラエルドールが中団前目からパワフルな末脚を弾けさせて前の馬たちをしっかりとねじ伏せる

先頭はバンブーヴィーナスでリードは体半分。2番手にバルデッツァが続く。その直後、ピノブランとグランドチャペルが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのはグランドチャペル。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいた1番人気のサクラエルドールがぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を手にした。2着には、3番手の位置から持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたグランドチャペルが続き、2着と1馬身半差の3着には、同じく3番手の位置から天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走した9番人気のピノブランが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えた2番人気のエンクリプションが入線した。