サクラエルドール（2007年生、母サクラフューチャー）

サクラエルドール（2007年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋黄金の翼（仏）」。毛色は青毛。種牡馬のサクラプレジデント（当時7歳）と交配したサクラフューチャーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）新和牧場。戦績は、中央平地9戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の百日草特別(500万下)。

経歴

デビュー前

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

9月20日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグランドチャペルに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月7日、中6週で迎えた2戦目は、2歳500万下の百日草特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアースガルドを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて優勝

12月26日、中6週で迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳G3のラジオNIKKEI杯2歳ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3歳（2010年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦2勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に敗れた。

5月1日、中5週で迎えた5戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の青葉賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

12月18日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上1000万下の猪名川特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

4歳（2011年）

1月15日、中3週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の逢坂山特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上1000万下の春日特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（5戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

4月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上1000万下の石和特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。