第59回 スプリングステークス (G2)

レース展開

アリゼオが端を切る展開、そのすぐ後ろに続くカワキタコマンド

アリゼオが主導権を奪い、後続との差を1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にカワキタコマンドが続く。その直後、バーディバーディが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアブラハムダービーとゲシュタルト。その1馬身後ろ、バシレウスは中団やや前。ローズキングダムとアグネスティンクルは中団馬群の真ん中あたりを併走。スティルゴールドとアロマカフェは中団後方の位置取り。ジョーヴァリアントは後方5番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。サンライズプリンスは後方4番手で他馬の出方をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはサンディエゴシチー。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはサクラエルドール。少し離れた最後尾にソリタリーキングがいる隊列で最初のコーナーを通過。

スプリングS、アリゼオが持ち前のスピードでハナを取って、そのまま最後まで脚勢緩まずトップでゴールに飛び込む

先頭はアリゼオでリードは1馬身。単独の2番手にカワキタコマンドが続く。そのすぐ後ろ、バーディバーディとゲシュタルトが3番手。1馬身離れて、バシレウスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先頭をひた走る2番人気のアリゼオ。そのままアリゼオが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、3番手の位置から勝負根性が光る走りを見せたゲシュタルトが続き、2着とアタマ差の3着には、中団前目の位置からキレのいい末脚を繰り出した1番人気のローズキングダムが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたサンライズプリンスが入線、さらにクビ差の5着には、先行勢の後ろにいたバシレウスが食い込んだ。