テンエイウエルカム（2002年生、母ストロングダリア）

テンエイウエルカム（2002年6月27日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋歓迎」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時7歳）と交配したストロングダリアが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は福島県、生産者は農事組合法人熊坂開発。戦績は、地方17戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2006年の一般C4-3。

経歴

デビュー前

菅原欣也厩舎（金沢）へ入厩。

4歳（2006年）

5月5日、デビュー戦は粂川京利騎手を鞍上に据えて、一般C5-5（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は548kg。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミスモモコにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月16日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、一般C4-5（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた3戦目は、一般C4-5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シルクデラックスに交わされて2馬身半差の2着となった。

6月27日、中1週で迎えた4戦目は、一般C4-5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で粂川京利騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-5（金沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で粂川京利騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のパントレスズカをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

7月25日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で粂川京利騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ルスナイステラに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月22日、中3週で迎えた7戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で粂川京利騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で粂川京利騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトウショウコマンダに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月15日、中5週で迎えた9戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で粂川京利騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアスキットドリームを捕まえ切れず、9馬身差の2着に敗北した。

10月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で粂川京利騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スイートローレルに交わされて2馬身差の2着となった。

11月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で粂川京利騎手（10戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5歳（2007年）

1月2日、中6週で迎えた12戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で粂川京利騎手（11戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハローマイラブにねじ伏せられて6馬身差の2着となった。

4月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で粂川京利騎手（12戦2勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

6月18日、中9週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた14戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で粂川京利騎手（13戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた15戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で粂川京利騎手（14戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた16戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で粂川京利騎手（15戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月12日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で粂川京利騎手（16戦2勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。