ハイテックカーン（1983年生、母ハザマファースト）

High Tech Cairn

1983.06.01

ハイテックカーン（1983年6月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のピツトカーン（当時12歳）と交配したハザマファーストが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（株）諏訪牧場。戦績は、中央平地17戦4勝2着1回、地方3戦0勝。

経歴

1歳（1985年）

10月6日、11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月20日、6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月10日、6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイナプレリュードから2馬身半差の2着に敗れた。

12月8日、13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月22日、16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

3歳（1986年）

1月12日、4歳未勝利（中山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田功騎手。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

2月2日、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は木幡初広騎手。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

9月21日、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は嶋田功騎手。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のリバティガルーに1馬身3/4の差をつけて勝利した。

10月4日、4歳以上400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田功騎手。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

10月19日、4歳以上400万下の高湯特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダイゴヒューマに2馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

11月15日、ハンデ戦で4歳以上900万下の磐梯山特別（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサリークラウンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

11月29日、ハンデ戦で4歳以上1400万下の市川ステークス（中山芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で吉沢宗一騎手。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月13日、4歳以上1400万下の冬至特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉沢宗一騎手。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5歳（1988年）

5月28日、5歳以上900万下の欅特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉沢宗一騎手。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のキングサクセスに1馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

6月19日、5歳以上900万下の松島特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉沢宗一騎手。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6歳（1989年）

3月11日、5歳以上900万下の安房特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

4月1日、5歳以上900万下の房総特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

5月30日、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月9日、横浪特別（高知ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は細川忠義騎手。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月9日、一般C1-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。