シークレットパワー（1992年生、母アスターレディー）

シークレットパワー（1992年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウショウペガサス（当時13歳）と交配したアスターレディーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回、地方7戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

8月14日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1600m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

12月3日、中9週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた6戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

3歳（1995年）

1月14日、中3週で迎えた7戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた8戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

2月19日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

3月18日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、シンカイウンに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

4月15日、中3週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

6月17日、中8週で迎えた13戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のフサイチローズを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月16日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく16着に敗れた。

4歳（1996年）

3月9日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた15戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見所を作れず16着に終わった。

11月23日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、今村賢治騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月3日、中0週で迎えた18戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1997年）

1月1日、中3週で迎えた19戦目は、物部川特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今村賢治騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月11日、中0週で迎えた20戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今村賢治騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月23日、中5週で迎えた21戦目は、細雪特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今村賢治騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた22戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今村賢治騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた23戦目は、山北隆士騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。