マイネルジュネス（2003年生、母マイネレーベン）

マイネルジュネス（2003年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋青年期、青春時代（仏）」。毛色は栃栗毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時17歳）と交配したマイネレーベンが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、中央平地9戦1勝、中央障害8戦1勝2着1回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額9,000万円（22.5万×400口）で一口馬主が募集された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

3月11日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

3月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた4戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

6月18日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川浩大騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のナムラフウウンジをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

11月8日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、安房峠特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷川浩大騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月14日、連闘で迎えた8戦目は、名古屋チャレンジカップキューピット賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長谷川浩大騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルブーツ特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた10戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

4歳（2007年）

11月18日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた12戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

5歳（2008年）

1月26日、中8週で迎えた13戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズカボーイから半馬身差の2着となった。

2月23日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月13日、中6週で迎えた15戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、中5週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のグリューエントに6馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

12月13日、中2週で迎えた20戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。