ドラゴンサクラ（2010年生、母ドバイソプラノ）

ドラゴンサクラ（2010年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「龍＋桜」。毛色は青鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時16歳）と交配したドバイソプラノが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地20戦1勝2着3回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダーレー・ジャパン・ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

8月19日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

9月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

11月10日、中8週で迎えた3戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、伸びてきたティンホイッスル決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3歳（2013年）

1月19日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

2月23日、中4週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のジャパンイモンに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3月10日、中1週で迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた7戦目は、3歳500万下の雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた8戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。4着に入った。

6月1日、中2週で迎えた9戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の戎橋特別（阪神芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた10戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のさくらんぼ特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

9月1日、中8週で迎えた11戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/重）に出走。17頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

10月19日、中6週で迎えた12戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の平ヶ岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず16着に敗れた。

12月1日、中5週で迎えた13戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の犬山特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい18着に終わった。

4歳（2014年）

2月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦1勝）。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったカハラビスティーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月2日、連闘で迎えた15戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したアルベルトバローズに半馬身届かず2着となった。

3月21日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の刈谷特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦1勝）。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

4月26日、中4週で迎えた17戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伏拝特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に敗れた。

6月2日、中4週で迎えた18戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、カシオペア賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月2日、中8週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の伊万里特別（小倉芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

8月9日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中井裕二騎手（3戦0勝）。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。競走中止となった。