プッチーニ（2005年生、母セトアフロディーテ）

プッチーニ（2005年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「イタリアの作曲家」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時8歳）と交配したセトアフロディーテが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信成牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方26戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の一般D3-1。

経歴

デビュー前

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

12月22日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。馬体重は520kg。17頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

3歳（2008年）

1月19日、中3週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

2月22日、中4週で迎えた3戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、3歳F1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた4戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3月14日、中0週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

3月26日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた7戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

5月14日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、笹木美典騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

5月29日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた10戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

6月12日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、一般D3-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は笹木美典騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のハシレポピーに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹木美典騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカイオから9馬身差の2着となった。

7月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹木美典騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックトーマスからクビ差の2着に甘んじた。

7月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で笹木美典騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた15戦目は、THEサッポロビヤガーデン賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹木美典騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹木美典騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月2日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた17戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で笹木美典騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトシチセイから3/4馬身差の2着となった。

9月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹木美典騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で笹木美典騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた20戦目は、ホッカイドウ競馬三石ファンクラブ賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で笹木美典騎手（10戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた21戦目は、新冠ライオンズクラブ特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で笹木美典騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた22戦目は、北海道日高装蹄師会特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は伊藤千尋騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた23戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D2四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた24戦目は、頑張れ高知競馬特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹木美典騎手（12戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

4歳（2009年）

1月3日、連闘で迎えた25戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹木美典騎手（13戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に敗れた。

1月12日、連闘で迎えた26戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、全日本新人王争覇戦（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

1月18日、連闘で迎えた27戦目は、一般Eニ（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は笹木美典騎手（14戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ケイエスラックに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般E2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹木美典騎手（15戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。