ショウナンアストン（2007年生、母ショウナンマドンナ）

ショウナンアストン（2007年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アストン・マーティンより」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時8歳）と交配したショウナンマドンナが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の羽鳥崇信誕生記念(一般C24)。

経歴

デビュー前

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

8月15日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

12月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、最後はロードターゲットと並んで4着同着となった。

12月19日、中1週で迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3歳（2010年）

2月7日、中6週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

4歳（2011年）

3月21日、約13か月半の休養明けで迎えた5戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、羽鳥崇信誕生記念（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマイティハートに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月28日、連闘で迎えた6戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた7戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月18日、連闘で迎えた8戦目は、祝・奥山強さん退職お疲れ様。（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた9戦目は、創業220年酒田の納豆記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたパワークラウン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C18（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、スマートソロモンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中4週で迎えた11戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリーニッドスターに8馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

11月19日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。