スロクジェネラル（1994年生、母トサノウイン）

Suroku General

1994.03.05

スロクジェネラル（1994年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のメンデス（当時13歳）と交配したトサノウインが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三和牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

8月10日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

8月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトーアライコウに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月20日、中2週で迎えた5戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のきんもくせい特別（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた6戦目は、2歳G2の京成杯3歳ステークス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は木幡初広騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた7戦目は、3歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3歳（1997年）

1月11日、中4週で迎えた8戦目は、4歳500万下の朱竹賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は木幡初広騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

2月23日、中5週で迎えた9戦目は、4歳500万下のきんせんか賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。