サンドピット（1989年生、母Sand Dancer）
Sandpit
1989.10.09
サンドピット（1989年10月9日）は、ブラジルで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のBaynoun（当時8歳）と交配したSand Dancerが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、海外35戦12勝。1995年、1996年とシーザーズ国際ハンデキャップ(米・G1)を連覇した他、1996年のハリウッドターフハンデキャップ(米・G1)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
5歳（1994年）
11月27日、C.ナカタニ騎手を鞍上に据えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。馬体重は544kg。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。
5歳（1995年）
3月26日、G1のサンルレイステークス（アメリカ合衆国・サンタアニタ芝2414m）に出走。鞍上は2戦連続でC.ナカタニ騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のRiver Rhythmに1馬身1/4の差をつけてG1ホースの称号をゲットした。
4月23日、G1のサンファンカピストラーノハンデキャップ（アメリカ合衆国・サンタアニタ芝2816m）に出走。鞍上は3戦連続でC.ナカタニ騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。4着に敗れた。
5月29日、G1のハリウッドターフハンデキャップ（アメリカ合衆国・ハリウッド パーク芝2012m）に出走。鞍上は4戦連続でC.ナカタニ騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、勝ったEarl of Barkingから2馬身1/4差の2着に敗北した。
6月25日、G1のシーザーズ国際ハンデキャップ（アメリカ合衆国・アトランティック芝1911m）に出走。鞍上は5戦連続でC.ナカタニ騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のCeltic Armsに3/4馬身の差をつけて2つ目のG1タイトルを獲得した。
6歳（1995年）
7月22日、鞍上は6戦連続でC.ナカタニ騎手（5戦2勝）。5頭立ての2番人気でレースに臨んだ。最後は、2着のSpecial Priceに1馬身3/4の差をつけて3つ目のG1タイトルを手中に収めた。
8月27日、G1のアーリントンミリオン（アメリカ合衆国・アーリントン パークオールウェザー2012m）に出走。鞍上は7戦連続でC.ナカタニ騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアワッドから2馬身1/4差の2着に敗北した。
10月8日、G1のオークツリー招待（アメリカ合衆国・サンタアニタ芝2012m）に出走。鞍上は8戦連続でC.ナカタニ騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、勝ったNorthern Spurから1馬身半差の2着に敗北した。
11月26日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続でC.ナカタニ騎手（8戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。
6歳（1996年）
5月4日、鞍上は10戦連続でC.ナカタニ騎手（9戦3勝）。11頭立てのレースに臨んだ。5着に敗れた。
5月27日、G1のハリウッドターフハンデキャップ（アメリカ合衆国・ハリウッド パーク芝2012m）に出走。鞍上は11戦連続でC.ナカタニ騎手（10戦3勝）。6頭立ての3番人気でレースに臨んだ。最後は、2着のNorthern Spurに3馬身半の差をつけてG1・4勝目を挙げた。
6月22日、G1のシーザーズ国際ハンデキャップ（アメリカ合衆国・アトランティック芝1911m）に出走。鞍上は12戦連続でC.ナカタニ騎手（11戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のDiplomatic Jetに1馬身3/4の差をつけて5つ目のG1タイトルを掴み取った。
7歳（1996年）
8月25日、G1のアーリントンミリオン（アメリカ合衆国・アーリントン パークオールウェザー2012m）に出走。鞍上は13戦連続でC.ナカタニ騎手（12戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
7歳（1997年）
3月2日、ハンデG1のサンタアニタハンデキャップ（アメリカ合衆国・サンタアニタ芝2012m）に出走。鞍上は14戦連続でC.ナカタニ騎手（13戦5勝）。11頭立ての5番人気でレースに臨んだ。最後は、勝ったSiphonから3馬身差の2着となった。
4月3日、ドバイワールドカップ（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバダート2000m）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は15戦連続でC.ナカタニ騎手（14戦5勝）。12頭立てのレースに臨んだ。3着に終わった。
5月26日、ハンデ戦のハリウッドターフハンデキャップ（アメリカ合衆国・ハリウッド パーク芝2012m）に出走。鞍上は16戦連続でC.ナカタニ騎手（15戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。6着に敗れた。
6月29日、G1のハリウッドゴールドカップ（アメリカ合衆国・ハリウッド パーク芝2012m）に出走。鞍上は17戦連続でC.ナカタニ騎手（16戦5勝）。6頭立ての5番人気でレースに臨んだ。3着に終わった。
8歳（1997年）
8月24日、G1のアーリントンミリオン（アメリカ合衆国・アーリントン パークオールウェザー2012m）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったMarlinから半馬身差の2着となった。
10月12日、鞍上はC.ナカタニ騎手（17戦5勝）。5頭立てのレースに臨んだ。3着に敗れた。
12月14日、G1のハリウッドターフカップテークス（アメリカ合衆国・ハリウッド パーク芝2414m）に出走。鞍上は2戦連続でC.ナカタニ騎手（18戦5勝）。12頭立てのレースに臨んだ。4着に終わった。