ヤマサダイス（2010年生、母ヤマサクイーン）

ヤマサダイス（2010年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋サイコロ。母母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のサムライハート（当時8歳）と交配したヤマサクイーンが15歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方17戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

8月19日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

12月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

3歳（2013年）

1月12日、中2週で迎えた5戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

4月14日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

6月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた8戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

8月31日、中5週で迎えた9戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のスリークスタイルをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエーシンハルシオンを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて順当に勝利した。

9月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカネトシエスプリに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

10月19日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったメイスンインパルスにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

11月10日、中2週で迎えた13戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

4歳（2014年）

1月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月1日、中3週で迎えた17戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた18戦目は、楽天競馬賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

3月9日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた20戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

6月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた25戦目は、日野太一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。