オオトリサンビーム（1999年生、母リュウコウサクラ）

オオトリサンビーム（1999年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフレイズ（当時11歳）と交配したリュウコウサクラが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は下村繁正。戦績は、中央平地1戦0勝、地方34戦3勝。主な勝ち鞍は2001年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下村繁正から「2000年度北海道8月市場サラブレッド2歳、2000年度北海道9月市場サラブレッド2歳」及び「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

7月17日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のランナウェイクインに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ22歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のオヤジバンザイをクビ差制して2勝目をゲットした。

3歳（2002年）

1月5日、中4週で馬体重を前走からさらに15kg減らして迎えた5戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

7月23日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた6戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のひまわり特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカンナ特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の浜木綿特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた9戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のコスモス特別（大井ダート1690m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月24日、中0週で迎えた10戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のききょう特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のランボーを半馬身振り切って3勝目を収める

10月17日、中2週で迎えた11戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、くじら座特別（大井ダート1190m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1三（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた14戦目は、師走特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

4歳（2003年）

4月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、一般C1四五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1七（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1五（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1五（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた20戦目は、一般C1七八（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月2日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、宗形竹見騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1390m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた22戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宗形竹見騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月28日、中3週で迎えた23戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宗形竹見騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

5歳（2004年）

1月20日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた27戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた30戦目は、セイウンスカイ賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた31戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、屯田特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた32戦目は、長次郎特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた33戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、シャクシャイン特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、うらかわ優駿ビレッジアエル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた35戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、アンドロメダ特別（旭川ダート2100m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。