ヘルメットネエサン（2016年生、母ドゥザボサノバ）

ヘルメットネエサン（2016年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「頭部を保護するための防護帽をかぶった年長の女性」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時15歳）と交配したドゥザボサノバが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は三石川上牧場。主な勝ち鞍は2019年の一般C3ロ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三石川上牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、内田玄祥によって216万円で落札された。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

7月6日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は408kg。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

8月17日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。18着に終わった。

9月22日、中4週で迎えた3戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた4戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3 22（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた5戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-20（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた6戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は西森将司騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた7戦目は、一般C3 19（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石本純也騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた8戦目は、ブロッコリーの土佐漬け特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったプリマコロンに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

12月8日、中1週で迎えた9戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石本純也騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石本純也騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るジェイドパンニャーを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

12月22日、連闘で迎えた11戦目は、のれそれ特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で石本純也騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

4歳（2020年）

1月15日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3 18（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石本純也騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

1月22日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3 14（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で石本純也騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

1月29日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で石本純也騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた15戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3 12（高知ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

2月12日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3 12（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

2月24日、連闘で迎えた18戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた19戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西森将司騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3 17（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は石本純也騎手（9戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5月30日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、一般C3 15（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた23戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西森将司騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3 16（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は石本純也騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3 16（高知ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は西森将司騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着を確保した。

8月9日、中2週で迎えた26戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

8月23日、中1週で迎えた27戦目は、第一回富寛誕生日特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石本純也騎手（12戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた28戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月12日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。