プリマコロン（2016年生、母フェスティヴキティ）

プリマコロン（2016年5月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「最高の（伊）＋オーデコロンより。最高の香り」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時12歳）と交配したフェスティヴキティが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は細川農場。主な勝ち鞍は2019年のいつもありがとう特別(一般C3 14)。

経歴

デビュー前

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

6月24日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/重）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

8月25日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

12月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

3歳（2019年）

1月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で田中勝春騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

5月18日、中5週で迎えた8戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

8月4日、中5週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた12戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

11月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3 19（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた14戦目は、ブロッコリーの土佐漬け特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヘルメットネエサンに約12馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3 17（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ジョーミラーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月22日、中1週で迎えた16戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、いつもありがとう特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のビューティスマイルに1馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

12月31日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3 12（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4歳（2020年）

1月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3 13（高知ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったメイショウカロッタに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

1月21日、連闘で迎えた19戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、全日本新人王争覇戦第1戦（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた20戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4月18日、中9週で迎えた21戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

5月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したマイネルリベラルにクビ差届かず2着に惜敗した。

5月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったノーボーダーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

6月20日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったエイシンバロニンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月28日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、スーパーセヴンに交わされて1馬身差の2着となった。

7月12日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた27戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月31日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、おニュイ祝誕生日特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた33戦目は、ポインセチア特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

5歳（2021年）

1月11日、中1週で迎えた34戦目は、コタキ秀史誕生日特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上瑛太騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

7月11日、約6か月の休み明けで迎えた36戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上瑛太騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた37戦目は、右手知りませんか特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は宮川実騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた38戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR高知第1戦（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた39戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（10戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。