イフウドウドウ（1996年生、母ウインサンシャイン）

イフウドウドウ（1996年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時8歳）と交配したウインサンシャインが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は谷山和喜。戦績は、中央平地5戦0勝、地方10戦1勝。1999年の霜月特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

2月28日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

5月2日、中8週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月11日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

8月7日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

11月6日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳オープンの霜月特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月29日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、庫富特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4歳（2000年）

4月20日、約4か月の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた8戦目は、一般D2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のスリリングランに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月4日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、当別特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた10戦目は、白石特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月29日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、アルフェラッツ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月11日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、レオニズ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月26日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、フォーマルハウト特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた14戦目は、中富良野クリーン米特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた15戦目は、別海こめちち特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。